愛星保育園の育み

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子も親も職員もともに育ち合うために

子どもたちは、ときに大人をはっとさせる考え方をしたり、言葉を発したりします。
大人の私たちも子どもたちと関わる中で教わることがたくさんあります。
愛星保育園では「子も親も職員もともに育ち合う」をテーマとし、子どもを中心に、子、親、職員が支え合い、育ち合える保育に取り組んでいます。
この一つとして、大人の都合を優先する子育て支援でなく、子どもの天性の賜物を育むための手助けとしての「子育ち支援」を推進しています。
すべての花や実が一度に咲き、実るのではないように、一人ひとりがそれぞれのときと場所にふさわしく咲き、実るよう、
職員は子どもの一人一人のタレントを大切に「慌てず 騒がず ゆったりと・待つこころ」で醸成に取り組んでいます。

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混合保育を取り入れた柔軟な保育体制
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混合保育を取り入れた
柔軟な保育体制

年齢区分に捉われず、子ども同士の成長・発達に合わせながら、必要に応じて異年齢児交流を日常的に展開していく「混合保育」を行うとともに、全職員がすべての子どもの担任となる「協働担任制」を実践しています。
月齢等により個人差がある場合も、一人ひとりに合わせ、様々なクラスと一緒に遊び、生活する中で、刺激を受け、自信をつけることで、子どもたちの主体性を育みます。また、すべての職員がすべての子どもの担任という意識をもち、同じ関わりができるよう、子ども一人ひとりの情報を共有しています。

食育への取り組み
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食育への取り組み

毎日の食事は、子どもたちの身体だけでなく心も育てます。愛星保育園では「食べることは生きること」と考え、地産地消にも力を入れて食材や調味料を選んでいます。
毎日園内の給食室にて、栄養バランスの考慮された給食やおやつ、補食を調理し、ただ食べるだけでなく、お箸の持ち方、魚の食べ方など、食事のマナーを伝えることも大切にしています。食事を通して豊かな心を育て、みんなで食事をすることの楽しさを感じられる子になってほしいと考えています。

愛星保育園の食育

食べ物への関心を高める
調理体験や夏野菜の栽培

花壇やプランターをミニ菜園にして花や野菜を育てています。土づくりや水やりなど、自分たちにできるお世話をすることで慈しみの心が育ちます。
また、調理保育や年長組恒例のみそづくり体験では、作ることや食べてもらう喜びを通して、食材について学んだり、食べ物への感謝の気持ちを育てます。

食べ物への関心を高める調理体験や夏野菜の栽培

自分で食べ物を選べるようになるために
三色の食品群について学ぶ

栄養バランスを考えて選べるよう、三色の食品群について教えています。大人が声がけすることはあっても、食べる、食べないは本人の意志で決めるものです。食べられる食材を自然に増やせるよう、食事を楽しみながら学べる機会を大切にしています。
最終的には、バイキング形式で自分でバランスの良いメニューを選ぶことにもチャレンジします。

自分で食べ物を選べるようになるために三色の食品群について学ぶ

ものを大切にする心も学ぶ
陶器の食器の利用

愛星保育園では、割れる陶器の食器を利用することで、食器を大切に使うことを子どもたちが意識できるようにしています。安全に十分考慮しながら、この時期から本物を使うことで、ものを大切に使えるようになります。
時には割ってしまうこともありますが、どのように扱ったらよかったのかを一緒に考える機会にしています。 そのような体験をすることで、年長児では破損はほとんどなくなります。

ものを大切にする心も学ぶ陶器の食器の利用

愛星保育園お魚教室

愛星保育園では、毎年、東京都漁業協同組合連合会を通じて新鮮なお魚を仕入れ、実際に解体の様子を見る「お魚教室」を行っています。
切り身ではなく、海で泳いでいるままの姿を知ることができ、色や形、匂いを直接感じながら、目の前でさばいた新鮮なお魚を美味しくいただきます。
このお魚教室を通じて、''他の生き物の命をいただいて、私たちは生きている''という大事なことも子どもたちに伝えています。

愛星保育園お魚教室
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子育てのヒントとなる取り組み

子どもたちの園での様子についても知っていただけるよう、保護者の方にママ先生・パパ先生になっていただく「保育参加」を実施しています。子ども達と一緒に遊び、給食を食べていただく中で、愛星保育園の取り組みに触れていただく機会としています。また、安心していただけるよう、お子さん一人ひとりの園での様子を記録している『心身の発育記録』の開示を行っています。年に1回の保護者面談の他にも、お子さんに関して気になることやご相談されたいことがある際は、いつでも面談の機会をご用意いたします。

また、園では「読み聞かせを通して、お子さんとの触れ合いの機会を大切にしていただきたい」という思いを込めて、毎月無料で月間絵本『こどものせかい』の配付も行っています。玄関には、感想を貼り合う共有ボードもあります。